びん猫日記

TNR活動をしています。

白血病の野良猫を保護するか?


白血病の野良猫を保護するか?






結論から言うと、保護しません。
保護しないことに決めました。







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年末年始にかけて、とある場所のTNRをしました。
そこは昨年看取ったダブルキャリアのキジ猫ちゃんの暮らしていた場所です。




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この場所は、ほとんどが
血縁、というか家族の猫たちが暮らしています。
ご依頼で全ての猫をウイルス検査をしました。


やはり、数匹がエイズキャリアや、白血病キャリア、でした。
しかし全てリターンし、餌やりをしながら見守っています。





上の写真のキジシロの子は、
ダブルキャリアでした。
TNRの時はまだまだ仔猫。生後おそらく3、4ヶ月。


もちろん人馴れしていませんから
可哀想ですがリターンしました。


しかし、餌やりするうちに少しずつ慣れて、現在は手からチュールを食べるほどに慣れました。




そうなると、



保護、してあげたい。。。




という欲求が湧いてきました。






我が家にいるサザエは元気一杯。
マスオちゃんは体調が思わしくないですから、サザエの遊び相手に、その子が我が家に来てくれたら有難い。






悩みました。



その子にとって、何が幸せかな?







そして考え至りました。







この子は今が幸せであろう、と。





家族がいて、
食べ物もあって、
安全で、
寒い冬を乗り越えて、今とても暖かい日差しの下で
寝そべる事が出来る。




可哀想、という、私の固定観念
この子の今を奪ってはいけないのではないか?と思いました。


外猫のこの子の感情の中に、
おそらく今は、



恐怖心はありません。




きっと、寂しい、といえ感情さえ感じた事がないと思います。



なぜなら野良猫ですから。





寂しいという感情は家猫にだけある感情だと思います。
実際どうかはわかりませんね('ω')猫のみぞ知る



例えば、その子を我が家に保護するにあたり
いっときには違いありませんが、恐怖心を与えてしまうでしょう。
その恐怖心が消えると次は、寂しい、というネガティブな感情が芽生えます。


我が家にはノンキャリアの猫が暮らしています。
白血病の猫達は私の寝室のみです。
夜だけが彼らと私の時間になります。
時々、部屋から私を呼ぶ寂しい声が聞こえます。

外にいるのは可哀想という人間本位の考えで、
あの子を連れてきてはいけない、そう思いました。





我が家にいても、お外にいても、死は訪れます。
猫はその死を恐れてもいませんし、嘆くこともないでしょう。





これはあくまで私の持論です。





保護すべき、とお考えになる方もいるかもしれませんね。


それも正しいかもしれませんね。





私はそう考えた。



だけの事ですね。









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いつも寄り添ってくれる2人です♪